人に憑く”悪霊”の正体…どんより霊におおざっぱ霊？【霊の作用】

憑かれることで本人の疲れや性格を増幅させるのが悪霊です。

皆さんは、悪霊に憑りつかれたというとどんなイメージがありますか？

肩が重いとか、体調不良に見舞われるとか……。

そういう霊も多いのですが、憑かれることで明るいふるまいになるという事例をご紹介します。

筆者：鈴宮ゆめにゃ(『超能力者で霊能力でふつうの女の子』鈴宮ゆめにゃ（@suzumiyayumenya）)

おおざっぱ霊ってなあに？

憑かれることで明るくなる霊もいる……どうしてそんなこと言えるかというと、うちの母が毎日新しい霊を憑けて仕事から帰ってくるというむちゃくちゃな体質だから。

お勤め先が旅館っていう場所であるのも霊を引き寄せちゃうという意味で関与してると思います。

そのときのお母さんの様子が、やたらどんよりしているかうざったくなるレベルで明るいかのどちらかなのです。

「疲れていたり明るいというと仕事終わりだからじゃない？」

と思われるかもですが、ゆめにゃが除霊した後はいつものお母さんになるのです(疲れがあっても行動が正常な範囲)

つまり、異常なふるまいは霊のせい。

どんより霊のときはお母さんがいるだけで邪気がすごくてゆめにゃがむせる、といったところ。

今回は「うざったくなるレベルで明るい」のおおざっぱ霊について詳しく解説していきます。

※どんより霊もおおざっぱ霊も造語です。

明るいんだけど……

うちのお母さんはおおざっぱ。

気をつかえるところではつかえる良い人なんだけど、おおざっぱなところがあります。

おおざっぱ霊に憑かれたときはそのおおざっぱさが顕著に表れるのですが、具体的な行動はこちら。

・目の前で会話しているのに人の話を聞かない

・ダメでしょって制止したことを「いいでしょ」のノリで実行する(軽いものだと、テーブルを拭くためのふきんをキッチンからリビングまで投げる。重いものだと、甘いものを食べまくって翌日お腹を壊す)

これに加えて異様なテンションの高さ。

一緒にいて、「あ、この人話通じない……」ってなるし、大変めんどくさい。

でも本人は楽しそう。

憑かれたことに気付かないときと気付くとき

どんより霊に憑かれたときは「歯がきしむ」「肩が重い」などと”憑かれている”ことを訴えてくるお母さんですが、おおざっぱ霊のときは無自覚。

おおざっぱ霊のときはちょっと話に付き合ってから、ゆめにゃが対応に疲れた頃に除霊します。

「お母さん、除霊するよ～」

「え～、今？お母さん憑いてる？」

「はいはいやるよー」

除霊のやり方、詳細を載せています→一見スキンシップのような霊能力者の除霊法【同い年の友達除霊した】 (sakurabako.com)

欲望を解消している？

楽したい、お菓子たくさん食べたい。

憑かれたときにする暴走って、普段抑えている欲望を解放しているのかなぁ……。と思います。

霊が作用するとき

冒頭でちょろっと触れましたが、人間っていくらでも霊を憑けることができちゃうんです。

憑かれれば憑かれるほど、影響が大きくなってしまうかといえば……意外とそんなことはなくて、うちのお母さんだと１日１柱消えるとまた新しい霊が出現します。

入れ替わり制みたいです。

お母さんの背後には無数の霊がいるのですが、その霊たちはよっぽどお母さんに疲れや不満がたまっていない限り暴れません(憑かれて暴走した話はまた後日……)

お仕事場で憑けてくる→人間の体の疲れに反応する→疲れや感情を増幅させる

基本的にこのサイクルで動いています。

さてはて、この記事内で何回「つかれた」という言葉を使ったのでしょうか……。