こんにちは。鈴宮ゆめにゃ(@suzumiyayumenya)です。
「女子が好むドロドロ物語は男子からしたら濃すぎて気持ち悪くなった」という話を男子の友人から聞き、
えげつないものが好きなのに群れたがる弱さをあわせもつ”女子”という存在について考えてみました。
「女の子はお砂糖とスパイスと素敵なものでできている」ｂｙマザーグース
少女の頃からえげつないものを楽しむ
『ショコラの魔法』という少女漫画は「チョコを食べるとなんでも願いが叶う代わりに何か１つ奪われる」ダークファンタジー。
序盤は「もらったわよ……あなたの弱い心」とか良い話が多めだけど最初の数話だけで、
作中で奪われるもののほとんどが「美しい顔」とか「友達」とかで大抵欲深い主人公がバッドエンドを迎える結末なんです。
「楽して瘦せたい」という願いを持った女の子が「お風呂に入るだけで痩せる体質」になったのだけれど、
瘦せる理由が”体が飴になってお風呂でちょっとずつ溶ける”からで忠告を破って長風呂した彼女は溶けてしまった……という回がゆめにゃは衝撃的でした。
コロコロコミック(少年漫画)でも願いを叶えてくれる系のファンタジー漫画『魔石商ラピス・ラズリ』があって、
１話が「人生でセーブ＆ロードが使えるようになった少年の話」で「乗る飛行機が事故にあうことが分かったけど機内でセーブしてるから戻れなくて親子で墜落する」結末でした。
取り返しのつかない自業自得って点では同じなんだけど、少女漫画の方がえげつないというか……。
読み比べると違いが分かります。
『魔石商ラピス・ラズリ』はトラウマになるレベルの後味の悪さを味わえますが、これは少年漫画だからというより作者(桜ナオキ先生)の描写力によるものです。
小学生でも男子より女子の方がドロドロした物語を好むという証明だなぁ……。
(漫画の内容は記憶を頼りにしているので、違う部分があったらごめんなさい)
男から見ても女は怖い、女から見ても女は怖い
男から見ても女は怖い
猫さん「従妹とドラマを見ていたんだけど、女同士の腹の探り合いやマウントのとりあいが続いて俺は１話で気持ち悪くなったのに、従妹はそこが面白いトコロって言うんだ」
記事の始まりで書いた、男女の嗜好の違いです。
男友達の猫さんは男社会で生きてきた人なので、女子のあれこれに耐性がありません。
それを踏まえた上でも、そこまで性差が出るものなんだと驚きました。
現実でも、女子同士特有のハッキリさせないコミュニケーションが男子にとってはめんどくさくもあり、じゃっかん見ていて気持ち悪いみたいです。
ただし、いざというときは女性の方が強いと言われますよね。
「母は強い」という格言はもちろん、女性の方が肝がすわっている印象では？
学校で女子が些細なことで泣き出して困った……なんてエピソードはありがちでしょうけど、
本当の異常事態が起きたときは女子の方が協力して動く、周りを引っ張る力があるとゆめにゃも１８年間の人生で感じてきました。
……女尊男卑じゃないです。
女から見ても女は怖い
小さいことで泣きわめく女子って全然傷付いてないし数時間後にはケロッとしてます。
泣かせた側が言ったことが正論なのに周りが「（泣かせた側）ちゃんひどい！」と長期的ないじめに発展するという悪循環も……。
わたしの友達がそれが原因でいじめられて、彼女はそのショックで精神病を患う＆転校したという過去を持ちます。
実はゆめにゃも泣き虫なんですが、「ゆめは勝手に一人で泣いてるからめんどくさくない泣き虫だよね」と言われたことがあり、ゆめにゃのせいで誰かが敵扱いされる泣き方をしていないはずです。
少なくとも目の前で「〇〇ちゃんがゆめちゃん泣かせた！」みたいな非難が起きた経験はありません。
コミュニケーションの取り方がプログラムされている
集団でターゲットの無視をする。差別をする。
女子のいじめは攻撃をするより「仲間外れにすること」が根底にあります。
女子はなんで群れたがるのか？
女の子って、生きてるだけで大変な時期が人生でたくさんあるじゃないですか。
ホルモンバランスの影響とか、出産前後とか。
女の子が集団行動やおしゃべり好きなのって、相手の細かな変化を読み取って「どうしたの」とコミュニケーションをとるための本能的な行動だと思うんです。
群れるのも、なんかあったら困るから。ひとりだと不安だから。
という訳で、男子諸君は女の子の微細な動きをめんどくさいって言わないでね。
女子は、「察してちゃん」にならずにもう少し分かりやすく態度に出してください。
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