「嫌われたくないから嫌って言えない」
「場の空気を壊したくなくて発言できない……」
それ、思ったより周囲にバレてるしそれが原因で嫌われますよ。
改めましてこんにちは、鈴宮ゆめにゃ(@suzumiyayumenya)です。
言わなきゃと思ってるのに言えない、そんな気持ちはわかります。
自分に自信がなかったり、意見に確信が持てなくて言えなかった経験がゆめ自身にもありますから。
高校時代、ゆめにも断れない性格の友達が2人いました。
1人は克服し、1人はそのまま高校を卒業。
そんな2人を見てきたわたしから、あなたが楽に生きられるようにご提案をさせてください。
「場をとりもちつつ自分の意思を伝えられるあなた」になれるようにお手伝いします。
言えないまま過ごしてしまった人
先に、自分の意見を言えないまま高校生活を終えてしまった子のお話を聞いていってください。
その子が知らなかったのは「断る方法」・「自分の意見を伝えるコミュニケーション」そして「自分を大切にする考え方」です。
~~~
その子は自己肯定感が低く、「可愛いって言われると疑っちゃうから言わないで!」と常々言っていました。
「どこ遊びに行こう?」→「どこでも良いよ!」
「なにしたい?」→「なんでも良いよ!任せる」
一件、こちらのリクエストを叶えてくれる優しいお友達です。
しかし、彼女は人との行動で大きくエネルギーを消費してしまうタイプ。
日曜日に遊ぶと大抵学校をお休みするので、その子と遊ぶのは金曜か土曜日と自分の中で決めていました(彼女は声をかけられるといつでも、嫌いな子とでも遊びに行ってしまうため)
SNSも定期的にアカウントを消して、親しい子にだけ「新しく作ったから交換しよ」と声をかけてくるタイプでした。
そのおかげで、ゆめがその子に嫌われているのに絡みに行っている訳ではないと分かっていましたが……。
「可愛いって言わないで!」という割にInstagramで親しい友達限定でTik Tokをあげたり、自撮りに15分かけたり、自己肯定感を承認欲求で上げようとしていたと考えられます。
わたしとその子の共通の友人は
「○○(言えない子)は嫌って言えないからね~。うちらが見ててあげないと」
と言っていました。実際そうだと思う。
3人で遊ぶことになって、その子が「良いね!」と言っても顔が明るくなかったので”あ、来ないな”って思ってたら本当に当日ドタキャンされたことがあります。
わたしはその子が好きなので、他の子と遊ぶとき「○○ちゃんも遊びに誘おうよ!」と提案したところ
「あの子めんどくさいじゃん」
と悪口を言われたことも。
自己主張しすぎも嫌われますが、しなくても煙たがられてしまうんですよね。
ただし、自分を出すことと自己主張はイコールではありません。
これ大事。
わたしは幸い高校卒業までその子といられましたが、最近SNSを全消ししていたのでもう連絡手段がありません。
元気でやっていると良いな。
この文章でなにが言いたかったというと、
自分の意見を言う=嫌われるという思考回路だと変われない、ということです。
「言えない」を「言える」にできる人
では、「言えない」を「言える」にできた方法をお教えします。
その前に1つ覚えておいてほしいことがあるので、実際あったエピソードでご説明しますね。
ゆめのお友達で改善できた子は高校1年時点で、
「わたし、嫌われたくなくてついついイエスマンになっちゃうんだよね……」
「わたしが我慢すれば場が丸く収まるから……」
と打ち明けてきました。小中といじめられてきた経験から、嫌われないように取り繕うクセがあるとも。
「そっか……お話してくれてありがとう」
お礼と共に、本気で悩んでいるようなのでハッキリ言いました。
「ゆめ知ってたよ。きみが良いよって言っても顔色を見て意見を変えたりしてた」
ぶっちゃけ、自分が本当に思っていることを言えない人って周囲から見てても分かるんですよね。
本人が隠そうとしてても、笑顔作ってても分かります。
ゆめの友人2人も”なに言われても笑っているタイプ”と”隠そうとするタイプ”と分かれていました。
気付かない人もいるっちゃいるでしょうけど、あなたのことを気にしてくれている人・そばで見ている人なら一目瞭然です。
自他共に認める、典型的な察せないタイプのゆめでも分かりました。
言えない側は場を気にして言えないんだろうけど、言われない側も
「大丈夫かな、気を遣ってないかな」
「あ、困ってる顔してる、ほんとは嫌なんだ」
相手は意見を言えない人と分かっているので顔色を確認しないといけません。
ゆめの場合、そういう子だって分かってるからそれを迷惑だと感じたことはないけどね。
「嫌われたくない」「迷惑をかけたくない」「傷付きたくない」
意見を言えない方って知らず知らずのうちに自分のことしか考えていないのです。
……言えないあなた、落ち込まないでください。
乗り越えることができますから。
見えない空気を悪くすることなく、自分の意見を伝える方法……それは
「わたしはこっちが良いけど、あなたはどう?」
「わたしは今こういう状況だから、後にしてもらえるかな?」
自分の意見を言いながら相手の意見を聞くor提案をすることです。
きっぱり言われると、聞いた側も確実性を感じて信頼できます。
その意見が、みんなの助けになるかもしれない。
受け入れられなくても、そのときは仕方ありません。
もしかしたら表に出さないだけで、あなたの言葉が誰かの心に響いているかもしれませんよ。
嫌われないようにすると嫌われる
友人の場合、今までは「誰にも嫌われたくない」と無理して繕っていたのが
自分の意見が言えるようになってから「わたしのことを嫌いな人がいるのはしょうがない」と認められるようになったとのこと。
自分が大切だと思う人を見つけて、その人を大切にしていければ無理に好かれる必要はない。
好かれるための振る舞いではなく、人と心地よく過ごすための振る舞いをすると多くの人に好かれる。
ゆめ自身も、コミュニケーションにおける二面性に最近気付きました。
例え好かれたいという動機でも、人のことを考えて動くなら”嫌われないための行動”ではなく”相手のためになる行動”を心がけましょう。
ただ、自分にとって都合が悪くなったからという理由で離れるとどんな情も一瞬で砕けるので注意です。
自分を傷付けないように生きるためには
嫌な自分とは、一刻も早く決別したいですよね。
一瞬で変われる方もいるし、じょじょに成長していく方もいらっしゃいます。
大切なのは、自分のすべてを否定せずに生きていくことです。
周りに感謝ができるともっと良いですね。
コメント