こんにちは。鈴宮ゆめにゃ(@suzumiyayumenya)です。
『ガンダム 水星の魔女』を1クール(12話)まで見ました。
軽く作品について説明してから感想をつづりますが、これから見る人向けに、ネタバレナシです。
結果論として、ゆめにゃは2期の3話まで視聴しています。
オススメポイントと水星の魔女の特徴
ガンダムシリーズ初、女性主人公のお話です。
ストーリー自体は売られたケンカに”決闘”で応えるシステムがある学校で生活するという、王道の学園ファンタジーっぽいもの。
また、ガンダムなのに”ほぼ”人が死なないのも、見やすいです。
OP:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニング映像(ノンクレジット)|YOASOBI「祝福」 – YouTube
ED:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』エンディング映像(ノンクレジット)|シユイ「君よ 気高くあれ – YouTube
上記2つはガンダムチャンネルの公式の動画ですが、全体的に絵がめっちゃきれいです。
OPは話によってちょっとずつ違うので、飛ばさないで見ると良いかも。
まだなにも分からない
『水星の魔女』の感想を一言でいうと、
「キャラクターは良いけどストーリーがいまのところ……」
です。
主人公スレッタ(が扱うエアリアル)に大きな秘密があるのは0話やOP時点で描かれていますが、その秘密が一切分からないまま1クール目は終焉を迎えました。
2023年4月に2クール目がくるというから、伏線を張っている段階なのだと思われます。
でも、わたしが「つまらない」と断言する部分もあります。
感動や癒しといった心を揺さぶられたシーンがなにもないと感じました。
強いて言えば、ほとんど会ったばかりのスレッタにミオリネさんが「わたしと〇〇しなさい!」と言い放ったり、12話の終わり方は衝撃でした。
しかし、ワクワクするものではありません。
要するに、『水星の魔女』は見ていて面白みがありませんでした。
ただ、キャラクターが作品の都合ではなく自分の意思で動いている点では優秀なアニメだとも思います。
アニメを通して態度が大きく変わっているのはピンクのお団子頭のチュチュですが、彼女の変化は単純すぎて分かりやすいので、作中で彼女に注目しなくても感じると思います。
チュチュはサブキャラ特有の自由な暴れっぷり(主人公たちがしちゃうと物語に影響出るけど、メインキャラじゃないからOKな自由な動き)が良かった。
彼女が壊したもの(人も含む)の被害総額、何円くらいになるのかな……。
7話前半までミオリネさんの話って感じがすごい
主人公スレッタを主軸としてストーリーが動いているのに、7話の途中まで主人公の影が薄すぎると感じました。
7話はプライドめちゃ高なミオリネさんが、とある理由でプライドを飲み込んで頭を下げた、ミオリネさんの成長という意味でもストーリーの進展という意味でも大事な話です。
7話で主人公スレッタとミオリネさんの”やるべきこと”が決まってからようやくスレッタに焦点があてられた感じがします。
キャラの扱いが雑なところも……
一方で気になったのは、嫌なヤツ(初期のミオリネやチュチュ・敵サイドの茶髪ツインテ・地球の魔女・グレルの父など)の行動パターンがみんな同じなこと。
・人の言うこと聞かない
・すぐ叫ぶ(語気が荒くなる)
・暴力的
(自分の身の回りのことしか考えていないゆえの暴動)
逆にていねいだと思ったのは、グレルとミオリネさん、親に利用されている2人の子どもが主人公のスレッタに感化された後どう動いたかの違いがあったこと。
親を利用して立ち位置を確立しようとするミオリネ。
親に頼らず自立しようとするグレル。
その対比はとても良かったです。
水星の魔女は”まだ”面白くない
1クール目が終わった段階だとまだなにも分からない。
それが正直な感想です。
少なくとも、ふだんアニメを見ないゆめにゃには主人公たちの裏で動いている事象が理解し辛く、”分かる人しか楽しめない雰囲気”があると感じました。
ストーリーがどう動いて、あのキャラの心情の変化は、などの本筋は分かるのですが、そこに面白さを見出せません。
ゆめにゃ的には面白くありませんでしたが、駄作ではないと強く感じます。
むしろ良作の部類なんだろうなぁ。
YouTubeだと考察動画とかいっぱい上がってるし。
ストーリーも描写も良いアニメなのは分かるんだけど、見てて楽しさがない。
理解できれば楽しいタイプのアニメでした。
良作なのは分かったうえでつまらないと感じるので、このアニメが自身と合っていない可能性もありますが、とりあえずもうすぐ始まる2期も見てみようと思います。
つまんなかったら「やっぱつまんなかった」ってブログで書くし、楽しかったらその理由を記事にします。
→2期の3話まで視聴して脱落。絵も綺麗だし話の展開も緩急がついているんだけど、やっぱりゆめにゃの心にはなにも響きませんでした。
【ド偏見注意】つまらない理由は「現代かぶれしすぎ」だから
このブログを書いたのは2023年の1月で、そろそろ1年経つと同時に、リアルタイムで2期の3話まで視聴して数か月が経過しました。
ここ最近、”理解できない”という抽象的な理由以外でつまらないと感じる理由が分かってきました。
ぶっちゃけ、アニメ全体が現代かぶれしすぎなんです。
現代のアニメの要素が多すぎて、簡単に予測できちゃって、つまらない。
どうせスレッタちゃんとミオリネさんは生き残る。
どうせグエルさんは視聴者からの株価が上がったままで終わる。
どうせ地球の魔女(ソフィちゃん)は雑魚っぽい、しょうもない死に方をする。
”現代のアニメっぽさ”という概念を定義するなら、視聴者の望む結末になること。
今って、人気キャラが死んだら炎上するじゃないですか。
現代のアニメって、アニメありきのキャラじゃなくてキャラありきのアニメになっていると思うんです。
だから、炎上しないように、調整する。
現代のアニメは”救いようがない結末”(オタクがむせび泣きながら喜ぶ)と”オタクに媚びた結末”の二パターンになってる気がして、水星の魔女は後者。
その調整力が視聴者であるゆめにゃにも見えてしまって、なんとなーく
「スレッタちゃんもミオリネさんも最後まで生き残るんだろうなぁ」
などと予想できてしまうのです。
ガンダムだったらもうちょっと意思のぶつかり合いというか、ストーリーも尖ってて良かったんじゃないかなぁ。
学園ものにしちゃったことで、良くも悪くも王道にまとまっちゃった感があります。
2期を見進めるごとにエアリアルの秘密とか解かれていくんだろうから「ガンダムじゃなくても良かったのでは」とまで言う気はないけど、その過程である人情物語が長すぎました。
そういう意味では
”1期が終わったのにスレッタちゃんの背景の伏線がろくに回収されなかった(なにも分からなかった)”
という去年の感想と同じ感情を抱いています。
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